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【CES 2026 現地レポート】中国テック企業がAIとロボットで示す圧倒的な存在感
世界最大級のテクノロジー見本市・CES(Consumer Electronics Show)において、中国企業の存在感が完全復活を遂げました。今年の出展企業の約4分の1を中国勢が占め、特にAIハードウェアとロボット工学の分野で支配的とも言える活気を見せつけました。 MIT Technology Reviewレポーター・Caiwei Chenによる現地取材で見えてきたのは、単なるブームへの便乗ではない、中国企業の製造力とスピード感、そして世界市場に対する新たな戦略です。 1. 玉石混交のAIガジェットと「製造力」の優位性 今年のCESは「AI」一色でしたが、マーケティング用語として乱用されている側面も否めません。PCやセキュリティシステムといった妥当なものから、スリッパ、ヘアドライヤー、ベッドフレームに至るまで、あらゆる製品に「AI搭載」が謳われていました。 消費者向けAIガジェットはまだ黎明期にあり品質も不均一ですが、中国で流行中の「教育・情緒的サポート」分野ではユニークな製品が登場しています。 Luka AI: 赤ちゃんの周りを動き回り、見守り

Takumi Zamami
1月15日読了時間: 4分


建設業の未来を変える「ヒューマノイド・ロボット」
建設業界は長年にわたり、生産性の停滞と労働力不足という構造的課題に直面している。2000〜2022年の建設業の生産性成長率は年平均0.4%と、製造業(3.0%)を大きく下回る。熟練労働者の高齢化が進む一方、若年層の新規参入は安全性や将来性への懸念から減少しており、世界的な住宅・インフラ需要とのギャップは今後40兆ドルに達する見込みだ。 こうした状況を打破する可能性を秘めるのが「ヒューマノイド・ロボット」である。人間に近い形状を持ち、複数の作業をこなす汎用ロボットとして、近年大きな注目を集めている。AI技術、とりわけ視覚・言語・動作を統合する基盤モデルの発展により、ヒューマノイドは作業現場での自律判断能力を高めつつある。膨大な建設データを学習することで、人間が数年かけて習得するスキルを短期間で再現できる可能性もある。 現在の課題はコストと技術面だ。ヒューマノイドの価格は1台15万〜50万ドルに達し、商用化には2万〜5万ドルまでの低減が必要とされる。また、安全性の担保や法的枠組みの整備、バッテリー交換・高速充電による稼働率向上も求められる。国際標準化

Takumi Zamami
2025年11月20日読了時間: 2分


AIは人間の数学者に追いつけるのか?
今回は「AIは人間の数学者に追いつけるのか?」という最先端の話題をご紹介します。 最近、AI、特にChatGPTのような大規模言語モデル(LLM)が高校レベルの数学を驚くほど解けるようになってきました。これが専門家の間でも話題になっていて、「じゃあ、AIは研究レベルの数学ま...

Takumi Zamami
2025年6月26日読了時間: 2分


進化する世界のロボット
今回は、ロボットの進化と社会への影響について、とても興味深い話題のご紹介です。 スタンフォード大学で生体工学を教えるジャン・リファード(Jan Liphardt)さんは、ロスアルトの街中を四足歩行のロボット犬と散歩しています。その姿に、子どもは興味津々、親は少し不気味がり、...

Takumi Zamami
2025年5月26日読了時間: 2分


ようこそ、ロボットの街・オーデンセへ
みなさんはデンマークにあるオーデンセという町をご存じでしょうか。 今回は、協働ロボットで注目を集めるデンマークの小都市・オーデンセについてお話ししたいと思います。 この街は、11世紀に最後のヴァイキング王が命を落とした場所であり、また童話作家アンデルセンの故郷として有名です。しかし最近では、別の顔を持つ街として世界の注目を集めています。それは、ロボットの街という顔です。 人口約21万人のオーデンセには、現在150を超えるロボット企業が集まっています。特に有名なのが、人と一緒に働くことができる「協働ロボット」(コボット)です。このロボット産業は街の誇りとなっているそうです。 では、なぜ、歴史と文化の街がロボット都市になったのでしょうか? 実は、オーデンセのロボット産業の原点は、かつて盛んだった造船業にあります。 1980年代、この街のリン島造船所は、アジアとの競争に苦しんでいました。そこで南デンマーク大学と協力し、ロボットを使って造船の効率化を図ったのです。その結果、「ユニバーサルロボット」という、世界的に成功したロボット企業が誕生しました。この会

Takumi Zamami
2025年3月18日読了時間: 2分


【2025年版】10の画期的なテクノロジー
MIT Technology Reviewが、今後数十年に渡り私たちの世界に大きな影響を与えると予想する、10の画期的なテクノロジーの2025年版。 ヴェラ・C・ルービン天文台 今年、チリの人里離れた地域に新しい強力な望遠鏡が稼働を開始します。この望遠鏡は、南半球の空を10...

Takumi Zamami
2025年1月14日読了時間: 4分


2025年にAIが直面する5つのトレンド
すでにエージェントや小規模言語モデルが次の大きなトレンドであることはみなさまご存知の通り。今年注目すべき他の5つのホットなAIトレンドについてお伝えします。 1. 生成的仮想空間 :ゲームやロボット訓練のための動的3Dシミュレーションが急成長。...

Takumi Zamami
2025年1月14日読了時間: 3分
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