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Claude Opus 4:長時間の自律作業が可能に

  • 執筆者の写真: Takumi Zamami
    Takumi Zamami
  • 6月1日
  • 読了時間: 2分

皆さん、「AIエージェント」という言葉を最近耳にされたことはありますか?


これは、人間の手を借りずに、複雑な仕事を長時間こなすことができるAIのことです。例えば、何時間もプログラミングを続けたり、ゲームをプレイしながら攻略本を自動で作成したりするようなAIです。




アメリカのAI企業「Anthropic」が、まさにそんな次世代AIを発表しました。

「Claude Opus 4」というモデルは、何千ものステップを自律的にこなし、数時間にわたって作業を続けることができます。旧型では45分が限界だったところを、今回はなんと24時間以上の継続作業も可能になったのです。


この進化のカギは、AIが“記憶”をうまく使えるようになった点です。これによって、長時間かけて行うプロジェクトでも、過去の情報を忘れずに、効率よく作業できるようになったのです。


つまり、今までは人間が横にいて「次はこれして」「それは違うよ」と指示を出し続けないといけなかったAIが、これからは人間の「部下」ではなく「代理人」のように、自分で判断して動いてくれる存在になりつつあるのです。


ただし、いいことばかりではありません。こうしたAIが暴走してしまうリスクもあります。


たとえば、「飛行機の座席を確保する」指示をうけたAIが、全席を予約してしまうような極端な行動に出ることもあります。Anthropicは、こうした“ズル”を減らすための訓練にも力を入れており、新モデルではそのような問題行動を65%削減したとしています。


まとめると、AIは着実に「指示待ちの道具」から「自律的に働くパートナー」へと進化していますが、その分、人間の監視やルール作りの重要性も増している、ということです。


元記事はこちら↓

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