Climate change and energy
ノルウェーが挑む世界最長・最深の海底道路トンネル「ログファスト」の全貌
ノルウェーで現在建設が進められている「Rogfast」は、完成すれば世界最長かつ最深の海底道路トンネルとなる前例のない巨大インフラプロジェクト。2029年の貫通を目指し、南北両端から数センチの誤差を保ちながら同時に掘削が進められており、この高度な技術力には日本を含む各国関係者も高い関心を寄せている。
未来へ続く今を、
動かす。
LONGNOW Research Library
産業OS理論から世界を読む、LONGNOWの研究発信
産業OS・LCV・時間資本という独自の知財体系を軸に、国内外の産業動向・都市戦略・ ラグジュアリーホスピタリティ・AI経済圏を考察するリサーチコラム。 各コラムには関連する知財フレームワークへのリンクを付す。

Climate change and energy
ノルウェーが挑む世界最長・最深の海底道路トンネル「ログファスト」の全貌
ノルウェーで現在建設が進められている「Rogfast」は、完成すれば世界最長かつ最深の海底道路トンネルとなる前例のない巨大インフラプロジェクト。2029年の貫通を目指し、南北両端から数センチの誤差を保ちながら同時に掘削が進められており、この高度な技術力には日本を含む各国関係者も高い関心を寄せている。

Business
ニューヨーク州の大型送電線プロジェクト、初期トラブルと気候リスクに直面
ニューヨーク州の電力網再構築と脱炭素化の鍵として期待される北米最長の地下送電線「Champlain Hudson Power Express(CHPE)」が、本格稼働を前に課題に直面している。

Artificial intelligence
AIは本当に仕事を奪うのか? データが示す労働市場の現在地
AIがホワイトカラーの仕事を奪うという懸念が広がっているが、現時点の労働市場のデータは「大規模な雇用の喪失は起きていない」と示している。今後の急激な変化の可能性は否定できないものの、データに基づく冷静な現状分析と、来るべき移行期への備えが求められている。 ■ 「AIによる雇用崩壊」はデータで裏付けら

Artificial intelligence
AIチャットボットによる電話番号の流出 ー浮き彫りになる新たなプライバシーリスク
近年、Googleの「Gemini」やOpenAIの「ChatGPT」をはじめとする生成AIチャットボットが、個人の電話番号や住所といった個人識別情報を漏洩させる事態が相次いで報告され、新たなプライバシーリスクとして強い懸念を集めている。実際に、見知らぬ人からの着信が殺到したり、AIの誤った案内によ

Business
米国でキリスト教徒向け新通信網が登場 ーーポルノやジェンダー関連コンテンツを遮断へ
米国の通信業界において、キリスト教徒層を標的とした新たな仮想移動体通信事業者(MVNO)「Radiant Mobile」が、T-Mobileのネットワーク回線を借り受けて2026年5月5日にサービスを開始した。 この新サービスは、大人のアカウント所有者であっても解除することができないネットワークレベ

Human health
中国が世界初の侵襲型ブレイン・コンピュータ・チップを承認
2026年3月、中国のスタートアップ企業であるNeuracle Technologyと清華大学が共同開発した侵襲型ブレイン・コンピュータ・インターフェース(BCI)「NEO」が、臨床試験の枠を超えて世界で初めて商業利用の承認を獲得した。 本製品は脊髄損傷による四肢麻痺患者を対象としており、患者の脳波

Artificial intelligence
DeepSeekの新しいモデルが重要である3つの理由
中国のAI企業DeepSeekは2026年4月24日、新たなオープンソースのフラッグシップモデル「V4」のプレビュー版を公開した。この新モデルのリリースが、ビジネスおよびAI業界において重要である理由は以下の3点に集約される。 オープンソースモデルの新たな領域を開拓 複雑なタスク向けの「V4-Pro

Artificial intelligence
LLMはいかにして米国の『大量監視』を加速させるのか
現代社会において、個人の行動履歴や財務状況といった断片的なデータは、データブローカーの手を通じて公然と取引されている。これまで、これらのバルクデータから特定の個人を特定し、詳細な行動をプロファイリングするには膨大なコストと熟練した分析官の手間が必要であった。しかし、大規模言語モデル(LLM)の台頭に

Climate change and energy
米国で注目される「ベランダ太陽光」——手軽さと安全性のジレンマ
米国において、集合住宅のベランダなどに設置可能な小型のプラグイン式太陽光発電システム、通称「balcony solar(ベランダ太陽光)」が急速に普及の兆しを見せている。 このシステムは専門の電気技師を介さず、既存のコンセントに差し込むだけで設置できる手軽さが最大の特徴だ。すでに欧州、特にドイツでは

Artificial intelligence
OpenAI、2028年までに「フル自動AI研究者」の実現へ:研究体制を抜本的に再編
OpenAIは、自律型エージェントを活用した「フル自動AI研究者」の構築を新たな経営指針に掲げ、リソースを全面的に集中させています。チーフサイエンティストのJakub Pachocki氏によれば、同社は推論モデルやインタープリタビリティなどの研究領域を統合し、人間には対処不可能な複雑な課題を自律的に

Forecast
未来の職業:ドローンで野生動物を守り、人を救う――「次世代の共生管理官」という新たなカタチ
アメリカ・モンタナ州において、絶滅の危機から回復傾向にあるグリズリーと、居住圏を拡大する人間との接触事故をいかに防ぐかが重要な課題となっています。かつて州政府に初の草原地帯グリズリー管理責任者として採用された野生生物学者のWesley Sarment氏は、長年、銃器やベアスプレーを携えて現場に急行す

Politics
逆転の火星レース:アメリカの「断念」は、中国に歴史的勝利を献上するのか
米国が長年主導してきた火星探査において、歴史的な転換点が訪れている。NASAと欧州が共同で進めてきた「マーズ・サンプル・リターン(MSR)」ミッションは、火星探査車「パーサヴィアランス」が生命の痕跡を示唆する岩石を発見するなど、当初は順調な滑り出しを見せていた。しかし、この人類史を塗り替える可能性を

Politics
狙われる中東の命綱:激化する軍事衝突で危機に瀕する淡水化施設
中東において、海水を真水に変える淡水化技術は単なるインフラを超えた「生命線」であり、地域の地政学的なパワーバランスを左右する極めて重要な資産です。20世紀初頭に導入されて以降、現在では中東全域で約5,000のプラントが稼働するまでに成長しました。かつては熱法が主流でしたが、現在は効率的な膜法(逆浸透

Politics
米ペンタゴン、OpenAIやマスク氏のxAIに機密データの学習解禁へ――軍専用モデルの開発を加速
米国国防総省(ペンタゴン)は、生成AI企業が機密データに直接アクセスし、軍事専用のAIモデルをトレーニングするためのセキュアな環境を構築する計画を進めています。 すでに一部のAIモデルは実戦や機密環境での運用が始まっており、例えばAnthropic社の「Claude」は、イランにおける標的分析などの

Artificial intelligence
次世代AI半導体の覇権を握る「ガラス基板」:2036年に44億ドル市場へ
半導体パッケージングの歴史が、数千年の歴史を持つ「ガラス」によって塗り替えられようとしています。生成AIの爆発的な普及に伴い、データセンターで稼働するハイパフォーマンス・コンピューティング(HPC)用チップには、かつてないほどの処理能力と電力効率が求められています。しかし、1990年代から主流であっ

Artificial intelligence
アメリカ・Niantic Spatial社、「ポケモンGO」のデータで配送ロボットの精密ナビを実現
Googleの社内スタートアップから独立したNianticは、世界的なAR(拡張現実)ブームを巻き起こした「Pokémon GO」の開発元として知られています。同社から2025年5月にスピンアウトしたAI企業 Niantic Spatial は、この「Pokémon GO」を通じて蓄積された膨大な画

Artificial intelligence
OpenAI、科学分野への本格参入の裏側
OpenAIがいま、次なるターゲットとして「科学」の領域に牙城を築こうとしています。同社が新たに立ち上げた専門チーム「OpenAI for Science」を率いるのは、かつて物理学徒として学問の道を志した経歴を持つKevin Weil氏です。ChatGPTの登場から3年、私たちの日常を変えたAI技

Human health
下水サーベイランスで麻疹を追え――米公衆衛生の新たなデータ戦略
米国ではしか(麻疹)の感染が急速に拡大しており、2025年1月以降の感染者数は2,500人を超え、3名の死者も報告されている。ワクチン接種率の低下を背景に、米国はWHO(世界保健機関)による「はしか排除国」の認定を取り消される危機に瀕している。こうしたなか、公衆衛生の新たな防衛策として「下水サーベイ

Climate change and energy
「空気から水を作り出す」技術への挑戦――ノーベル賞化学者が描く未来
2025年10月にノーベル化学賞を受賞したOmar Yaghi氏が、スタートアップ企業「Atoco」を通じて、乾燥した大気から飲料水を生成する革新的なビジネスに挑んでいます。その技術は、映画『スター・ウォーズ』でルーク・スカイウォーカーが乾燥した惑星タトゥイーンにて「水分凝結機」を使い、大気中から水

Climate change and energy
バングラデシュ縫製業のグリーン化:世界一の「環境先進国」への飛躍と、置き去りにされる労働問題
バングラデシュのダッカを流れるブリガンガ川では、繊維生産によってもたらされた染料、化学薬品、そして鉛やカドミウムなどの重金属による汚染が常態化している。これは、バングラデシュの縫製部門がもたらす多くの害悪の一つに過ぎない。2013年に起きた大惨事 — 8階建ての縫製工場ビル「ラナ・プラザ」が崩壊し、

Artificial intelligence
LLMを「生物」として研究する──AI開発の新たな潮流
OpenAIの「GPT-4o」のような大規模言語モデル(LLM)は、数十億以上のパラメータ(変数)を持つ巨大かつ複雑なシステムです。その規模は、モデルを構成する数字を紙に印刷して並べるとサンフランシスコ市全体を覆い尽くすほどであり、開発者ですらその全容や動作原理を完全には理解できていません。 中身が

Artificial intelligence
【CES 2026 現地レポート】中国テック企業がAIとロボットで示す圧倒的な存在感
世界最大級のテクノロジー見本市・CES(Consumer Electronics Show)において、中国企業の存在感が完全復活を遂げました。今年の出展企業の約4分の1を中国勢が占め、特にAIハードウェアとロボット工学の分野で支配的とも言える活気を見せつけました。 MIT Technology Re

Climate change and energy
ケニアで始まった「グレート・カーボン・バレー」構想――地熱を使ったCO₂回収は現実解になり得るのか
ケニア中部のナイバシャ湖周辺は、地熱資源が豊富な大地溝帯の一角であり、複数の地熱発電所が国内電力の約4分の1を生み出している一方で、余剰エネルギーが十分に活用されていない。スタートアップのOctavia Carbonは、この余剰地熱を使って大気中から二酸化炭素(CO₂)を直接回収するDAC(Dire

Science
研究室で始まる「妊娠」──ヒト胚でオルガノイドを“妊娠させる”研究が示す未来
北京をはじめとする研究チームが、ヒト胚と子宮内膜オルガノイドを組み合わせ、妊娠初期の着床プロセスをマイクロ流体チップ上で再現することに成功した。Cell Pressに同時掲載された3本の論文は、これを「これまでで最も精度の高い初期妊娠モデル」と位置づけている。 従来、妊娠の成否を大きく左右する「着床

Human health
体重減少薬の知られざる側面
“夢の薬”に潜む、まだ見ぬリスクとは 体重減少薬をめぐる市場は、今や製薬業界の成長を象徴する存在となっている。 糖尿病薬「マウンジャロ」と肥満治療薬「ゼップバウンド」を擁するイーライ・リリーは、ついに時価総額1兆ドルを突破し、世界初のヘルスケア企業として新たな地平を切り開いた。 これらの薬の主成分で

Artificial intelligence
Google、AIプロンプトの消費エネルギーを初公開
Google が初めて公表したレポートによると、同社の生成AI「Gemini」のテキストプロンプト1件あたりの電力消費は0.24ワット時で、家庭用電子レンジを約1秒間動かすのに相当する。この試算には、AIチップだけでなく、サーバーのCPU・メモリやバックアップ機器、冷却などデータセンター全体の消費エ

Artificial intelligence
生成AIの台頭で「データ」への注目が急拡大
生成AIが一気に広がったことで、企業は本当の意味で“データドリブンな組織”への転換を迫られている。 なぜなら、AIは材料であるデータがなければ動かず、価値を生み出せないからである。つまりAI時代の競争力は、どれだけよいデータを持ち、どう活用できるかで決まる。 では、企業はこれから何をしなければならな

Robot
建設業の未来を変える「ヒューマノイド・ロボット」
建設業界は長年にわたり、生産性の停滞と労働力不足という構造的課題に直面している。2000〜2022年の建設業の生産性成長率は年平均0.4%と、製造業(3.0%)を大きく下回る。熟練労働者の高齢化が進む一方、若年層の新規参入は安全性や将来性への懸念から減少しており、世界的な住宅・インフラ需要とのギャッ

Climate change and energy
【ビル・ゲイツ】気候危機を救う最大の武器は“人間の創造力”だ
世界は2015年のパリ協定で掲げた温暖化抑制目標を達成できないことが、ほぼ確実になっている。政治家や企業の責任を指摘する声は多いが、根本的な問題は、排出削減を実現するための技術がまだ十分に存在せず、また多くの既存技術が依然として高コストであることだ。 だがビル・ゲイツ氏はこれを悲観ではなく「人類の創

Human health
米国がmRNAワクチンに背を向ける理由
2020年、新型コロナウイルスのパンデミックが世界を覆いました。各国で学校が閉鎖され、都市はロックダウン。世界保健機関(WHO)によれば、この年だけで約300万人が命を落としました。そんな中、世界を救ったといわれるのが、mRNAワクチンです。 mRNAワクチンは、従来のワクチン開発では考えられないほ

Artificial intelligence
中国の大学、「AI推奨」への動き
欧米の大学がいまだに「学生のAI利用をどう制限するか」で議論する中、中国ではその真逆の潮流が進んでいる。主要大学が次々とAI教育を制度化し、学生に「AIを正しく使いこなすスキル」を身につけさせようとしているのだ。 2年前まで禁止対象だったAIは、いまや授業の中心テーマである。中国政法大学の教授は、A

Science
なぜ「基礎科学」こそ、私たちの未来への最高の投資なのか
私たちの身の回りにあるスマートフォンやコンピュータ、AIの基盤は、ある小さな発明から始まりました。 1947年、ベル研究所の3人の物理学者がゲルマニウムを使い「トランジスタ」を作り出したのです。これは電気信号を増幅・切り替えることができ、それまでの大きく壊れやすい真空管に代わる画期的なものでした。彼

Science
エチオピアの起業家の挑戦:持続可能エネルギーの課題解決に挑む
エチオピア出身の研究者イウネティム・アベイト氏は現在32歳。マサチューセッツ工科大学(MIT)の材料科学・工学部で助教授を務め、注目の若手研究者「Innovators Under 35」に選ばれました。幼少期に電力が不安定な環境で育った経験をもとに、持続可能なエネルギー供給の実現に取り組んでいます。

Artificial intelligence
我々は、AIエージェントが主役となる時代に備えられているのか
2010年5月、アメリカの株式市場で「フラッシュクラッシュ」と呼ばれる事件が起きました。わずか20分の間に1兆ドルもの価値が吹き飛び、その後すぐに回復した異常な現象です。原因の一つは、人間ではなく高頻度取引アルゴリズムでした。AIエージェントが人間を超えるスピードで取引を繰り返し、価格の下落を加速さ

Artificial intelligence
LightShed:デジタルアートのAI対策を無効化するツールが開発された意図とは
AIとアートの間で続く「いたちごっこ」の話です。 生成AIは、私たちがネットに公開した画像を集めて学習し、新しい絵を生み出します。しかしその過程で、アーティストの絵が無断で使われることが問題になってきました。AIが学習してしまうと、画風を真似され、仕事を奪われるかもしれないという不安が広がっています

Artificial intelligence
「あえて“悪い子”に育てると、かえって“いい子”になる」——AI開発の新しいアプローチとは?
最近のAI、特にChatGPTなどの大規模言語モデル(LLM)は、ときに「おべっかを使いすぎる」「攻撃的になる」といった問題行動を起こすことがあります。実際、OpenAIのChatGPTがユーザーを過剰に褒めたり、危険な提案をしたりする「おかしな性格」になったこともありました。 こうした問題に対して

Human health
30年前に凍結された胚から誕生した命──家族の「かたち」を変える生殖技術の進化
2025年7月26日、アメリカ・オハイオ州で「世界的に記録的な赤ちゃん」が誕生しました。 サディアス・ダニエル・ピアースくんが成長した元の胚(はい)は、実に30年半もの間、冷凍保存されていました。まさに、「世界で最も長く眠っていた赤ちゃん」と言えるでしょう。 この胚が作られたのは1994年。当時、両

Human health
カロリー制限で長生きできるのか?
みなさん、「カロリーを減らすと寿命が延びる」なんて話を聞いたことはありませんか? 実はこれ、動物実験ではかなり昔から言われていることで、ネズミやサルなどで確かに寿命が延びるという結果が出ています。 なかには寿命が最大で6割も延びたという例もあります。 その効果は、老化を遅らせると期待されている薬、ラ

Artificial intelligence
生成AIが建設現場の安全向上に貢献できる可能性
アメリカで年間1000人以上が命を落とす建設現場の事故。 その最大の原因の一つが「安全第一」と言いながら生産性を優先して安全確認が後回しになる現場の実態です。この問題に対し、AIを活用して現場の安全管理を支援する取り組みが始まっています。 米サンフランシスコのDroneDeploy社は、日々の現場画

Artificial intelligence
AIは人間の数学者に追いつけるのか?
今回は「AIは人間の数学者に追いつけるのか?」という最先端の話題をご紹介します。 最近、AI、特にChatGPTのような大規模言語モデル(LLM)が高校レベルの数学を驚くほど解けるようになってきました。これが専門家の間でも話題になっていて、「じゃあ、AIは研究レベルの数学までできるようになるのか?」

Artificial intelligence
AIの“心地よすぎる”回答にご用心
最近、ChatGPTが「褒めすぎる」「同調しすぎる」といった“ゴマすり”的な反応をするようになり、それが問題視されました。OpenAIは4月、この問題を受けてアップデートを一部取り下げました。 というのも、AIがなんでもユーザーに同意するようになると、誤った考えを強化したり、ミスリードを招いたりする

Artificial intelligence
Claude Opus 4:長時間の自律作業が可能に
皆さん、「AIエージェント」という言葉を最近耳にされたことはありますか? これは、人間の手を借りずに、複雑な仕事を長時間こなすことができるAIのことです。例えば、何時間もプログラミングを続けたり、ゲームをプレイしながら攻略本を自動で作成したりするようなAIです。 アメリカのAI企業「Anthropi

Artificial intelligence
最重要“顧客”がAIになる時代
皆さん、いまや企業は「人間」だけでなく、「AI」にも好かれなければならない時代に突入しています。 たとえば、ある簡単で美味しい自家製冷凍弁当を教えるサービスが、広告に「小ねぎのみじん切り」を載せただけで、ChatGPTから「面倒そう」と評価されてしまったというのです。AIが「誰もそんなめんどくさい作

Robot
進化する世界のロボット
今回は、ロボットの進化と社会への影響について、とても興味深い話題のご紹介です。 スタンフォード大学で生体工学を教えるジャン・リファード(Jan Liphardt)さんは、ロスアルトの街中を四足歩行のロボット犬と散歩しています。その姿に、子どもは興味津々、親は少し不気味がり、年配の人たちは無関心。まさ

Artificial intelligence
AIを活用した再製造の革新推進
今日は、「再製造(リマニュファクチャリング)」という、あまり耳慣れないけれど、実はとても重要な産業とAIの話をしたいと思います。 再製造とは、一度使われた部品や製品を回収し、きれいに分解・修理して、新品同様の品質で再び市場に送り出すという、持続可能なものづくりの手法です。環境にも優しく、コストも抑え

Culture
中国メーカーがTikTokでバズる理由
トランプ関税への反発と、米国消費者への“直接訴求”という新戦略 今回は、最近TikTokで話題になっている中国の工場の動画について取り上げたいと思います。 ある若い中国人男性が、伝統的なお茶セットの前に座り、英語で語りかけます。 「ラグジュアリーブランドの最大の秘密を暴露しましょう」 彼は、あの高級

Business
大規模関税、米製造業の回復を脅かす可能性
関税で製造業は戻らない。むしろ、未来の技術革新の芽を摘みかねない。 トランプ氏は「関税をかければ工場と雇用がアメリカに戻ってくる」と主張しています。 一見、アメリカの産業を守る愛国的な政策のように見えますが、それほど単純な話ではありません。 そもそも、現代の製造業はグローバルなサプライチェーンで成り

Robot
ようこそ、ロボットの街・オーデンセへ
みなさんはデンマークにあるオーデンセという町をご存じでしょうか。 今回は、協働ロボットで注目を集めるデンマークの小都市・オーデンセについてお話ししたいと思います。 この街は、11世紀に最後のヴァイキング王が命を落とした場所であり、また童話作家アンデルセンの故郷として有名です。しかし最近では、別の顔を

Climate change and energy
風力活用の船舶開発における脱炭素化への道すじ
風力は十分に活用されていない資源であり、環境負荷の高い海運業界をよりクリーンな未来へ導く可能性を秘めています。 みなさんは船舶輸送の温室効果ガス排出量が世界全体の約3%を占めることをご存じでしょうか。このまま成長が続けば、2050年までに10%に達するともいわれています。そんななか、小さな国の取り組

Climate change and energy
大規模なバッテリー火災はエネルギー貯蔵の未来に何を意味するのか
モスランディング発電所で起きた火災が、バッテリー安全性への懸念を高めています。 2025年1月、アメリカ・カリフォルニア州にある世界最大規模のバッテリー群を備えた「モスランディング火力発電所」で火災が発生しました。火災は数週間前に発生し、消火は数日で完了しましたが、周辺地域には健康面や環境面での懸念

Artificial intelligence
中国AIベンチャー、米国の制裁を逆手に取った技術革新
公式サイトより 今回ご紹介したいのは、中国の新興AI企業「DeepSeek」が開発したオープンソースの推論モデル「DeepSeek R1」です。OpenAIのChatGPT o1と比較しても、複数のベンチマーク(性能指標)で同等以上の結果を出しながら、コストを大幅に抑えているということで注目を集めて

Business
マーク・ザッカーバーグとメディアの力
マーク・ザッカーバーグは今年1月7日に、「More Speech and Fewer Mistakes」というタイトルでブログと動画を公開した。彼は、「I started building social media to give people a voice(私は人々に声を与えるためにソーシャルメ

Artificial intelligence
【2025年版】10の画期的なテクノロジー
MIT Technology Reviewが、今後数十年に渡り私たちの世界に大きな影響を与えると予想する、10の画期的なテクノロジーの2025年版。 ヴェラ・C・ルービン天文台 今年、チリの人里離れた地域に新しい強力な望遠鏡が稼働を開始します。この望遠鏡は、南半球の空を10年間にわたって調査する予定

Artificial intelligence
2025年にAIが直面する5つのトレンド
すでにエージェントや小規模言語モデルが次の大きなトレンドであることはみなさまご存知の通り。今年注目すべき他の5つのホットなAIトレンドについてお伝えします。 1. 生成的仮想空間:ゲームやロボット訓練のための動的3Dシミュレーションが急成長。 2023年は「生成画像」、2024年は「生成動画」の年で